富山山王まつりが始まると共に訪れる富山の夏
風は爽やかですけど晴れると流石に汗ばむ暑さ
そんな休日には食堂を訪ねて昼飲みも粋な時間
いつも客でごった返す人気店も昼過ぎはまばら
以前来たのはいつの日だったか懐かしい佇まい
昭和感が満載された雰囲気もこの店の味である
昔し病院で見かけた布ギャザーの目隠しも健在
塩苅さんではテレビ以外の全てがレトロに映る
木製短冊に書かれた品書きと紙製短冊の品書き
当時からのレギュラーであろう麺類丼物は木製
飲み続けると遠くから淡い鶏ガラと野菜の旨味
味そのものは町中華のタンメンに類似した塩味
違うは脂っ気をほとんど感じないあっさり和風
毎日食べても飽きないであろう食堂のシンプル
構成する一つ一つが主張を嫌う控えめなパーツ
強いて言えばチャーシューの存在だけが派手系
柔らかなトロトロに染みた醤油の香りが美味い
そして自家製の手打ち麺は塩苅を演出する主役
県内どこを探しても類似を思いつかない特異物
口当たりの優しい平打ち麺に常連は固めを頼む
決して柔すぎる訳ぢゃないけど胃腸には優しい
ご近所の常連や老若男女から慕われる老舗食堂
塩苅さんのあっさり味は永く愛されるべく賜物
昭和を味わいたい方にはうってつけのお店です























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